フリーランスのシステムエンジニアが請け負う仕事の大半は、プログラミングスキルが求められます。プログラミング言語の習得が必要なのは明らかですが、どの言語でも良いというわけではなく、時代の変遷に応じた重要言語を選んで習得する必要があります。今はトレンドになっている言語であっても、数年後にはあまり使われない言語になるということはIT業界ではよくあることです。フリーランスを始める段階では現状のニーズに応じた選択が必要ですが、それ以後もトレンドの変化に常にアンテナを張り、プログラミング言語の習得に励むようにしましょう。
フリーランスとして働くうえで特に重要なのは、即戦力でなければ仕事を受けられないことです。プログラミング全般についての知識を十分に持っているから、未習得の言語でもすぐに学んで使いこなせるというシステムエンジニアは大勢います。顧客としては速やかな納品を求めたり、勉強期間なしにすぐに業務することを要求したりするのが通例です。そのため、すぐにシステムを開発できる程度の経験を積んでいることが、案件を獲得するうえでは欠かせません。
実績が多いほど、そのプログラミング言語については十分なスキルがあると認めてもらえます。フリーランスを始めてから作る実績も重要ですが、自分でシステムを開発して世の中に打ち出すというのも、明確にスキルがあることを示す方法として優れています。フリーランスで案件獲得に苦労しないための準備の1つとして、認識しておくことが大切です。